ありがとう、ヤスさん
今更ながら、『とんび』見ました。
卒論ヤバいのに、見始めて2日間、ぶっ通しで見ました。というか、泣きっぱなしでした。
教育実習でも思ったけど、本当に涙もろい。
重松清は、読んだし、授業も聞いたけど、なぜか昔からあんまり好きじゃなかった。
それはさておき、『とんび』本当にいい話だった。
不器用な親父と、賢い息子、そして愛に溢れたあったかい街の物語。
最後の最後まで、本当に不器用で、でもまっすぐな、親父の愛。
いつか自分にも子供ができたら、こうやって愛したいと思いました。
親は、切ってもきれない縁で繋がって、いつもどこかで見守っている。
back numberにもそんな曲があったけど、あれも初めて聞いたときは涙出た。
やっさんが言ってた言葉、肝に命じていきていこうと思ったから、ここにメモ。
「親なんて、大したことない。子供より少し長く生きてるってだけで。自信持って言えるけど、子育てなんて失敗の連続だよ。でも、子供はちゃんと育ってくれる。子供は自分の力で育つんだ。ただ一つ、親が子供にしてあげなきゃいけないことは、子供にさみしい思いをさせないってことだ。自分がそうできてたかは自信ないけどな。寂しさは雪だ。親が陸だと、どんどん積もってしまう。だからは、親は海にならないといけない。海なら、どんなに雪が降っても、積もらないだろ。って、昔海運が言ってた。」
「家族は育つ」
ここまで、まだまだ大した年月生きてないけど、たくさん失敗して、たくさん迷惑かけて生きてきた。
だけど、成功だとか失敗だとかに関わらず、ただひたすらに許し続けてきてくれた親。
だから、これからは、認めさせようと思う。
もちろん、それが全てではないし、成功して認めてもらうってことじゃない。
しっかり一人前になって、もっといい景色見せてやりたい。
でっかい男になります。